トイ・ストーリー4の感想とネタバレ|大人向けだが蛇足ではない

みんなのこと大切にするって約束してくれるかな?ぼくの宝物なんだ

もうセリフを聞くだけで映像がフラッシュバックして、涙が出てくる最高の映画トイストーリー3。この上なくキレイに終わったトイストーリー3の続編、「トイストーリー4」が本日7月12日に公開されました。

さっそく、見てきました。

 
正直なところ視聴前は、

これ、90%くらいの確率で蛇足だろ…

と思っていたのですが、感想としては普通に面白いです。めちゃくちゃ感動!と言うほどでもないけど、充分に「良作」の部類に入るのではないかと思います。

もう1回見てこい、と言われたら全然行けますね。
 

ただ、トイ・ストーリー4はちょっと大人向けです。

もちろん、子供が見ても楽しいのですが、今回は恋愛要素が強いのと、(おもちゃで恋愛ってなんやねん、という話ではありますが)、おもちゃ自身の存在価値みたいな話も出てきます。

なので、ちょっと重く感じるシーンもありますが、あくまでコミカルな雰囲気ですし、大人も子供も楽しめる映画なのは間違いありません。何より、全然蛇足とは思わなかったです。

 
トイ・ストーリー4のストーリーとネタバレ、感想を書いていきますね。

トイ・ストーリーのあらすじとストーリー

ウッディたちの新しい持ち主となった女の子ボニーは、幼稚園の工作で作ったフォーキーを家に持ち帰る。ボニーの今一番のお気に入りであるフォーキーを仲間たちに快く紹介するウッディだったが、フォーキーは自分を「ゴミ」だと認識し、ゴミ箱に捨てられようとボニーのもとを逃げ出してしまう。

フォーキーを連れ戻しに行ったウッディは、その帰り道に通りがかったアンティークショップで、かつての仲間であるボー・ピープのランプを発見する。一方、なかなか戻ってこないウッディとフォーキーを心配したバズたちも2人の捜索に乗り出すが…

 

また、トイ・ストーリー4では「ボー・ピープ」が重要キャラになります。

まだアンディ子供だった頃に一緒にいた、ランプとセットのドレスを来た女性のおもちゃ(ウッディの恋人っぽい雰囲気を出していた、ステッキを持ってるキャラです)

 
ただ、彼女はトイ・ストーリー3には出演してません。

また、トイ・ストーリー3でも彼女がいない理由は特に触れられていませんでした。「自分たちの元から居なくなったおもちゃ」に名前が挙がったくらいです。

 
ここだけ少しネタバレになるのですが、今回のトイ・ストーリー4で彼女がいなくなった理由が判明します。ザックリ言うと、ダンボールに詰められたまま他の場所へ移ってしまったのです。

ウッディが救出しようとするものの、ボーは「子供はおもちゃを忘れていく」と、運命を受け入れるかのように、一緒にいた羊のおもちゃとともにウッディたちの元から去っていきました。

トイ・ストーリー4にアンディは登場する?
出ません。いや、厳密には最初の方でアンディからボニーにおもちゃを託すシーンで一瞬だけ出てきますが、物語には一切出てこないと思ってOKです。

トイ・ストーリーのネタバレ

「フォーキー」の誕生

トイ・ストーリー3でアンディと感動的な別れをしたあと、新しい持ち主「ボニー」のもとでおもちゃとして生きることになったウッディたち。

でも、ウッディはボニーにあまり愛されていませんでした。

 
カウガールのジェシーや、恐竜のジェシー、そして言わずもがなバズもボニーに遊んでもらっているのに、ウッディは徐々にクローゼットでお留守番する機会が増えていきます。

アンディのもとではいつも中心にいたウッディにとって、これほど寂しい想いをしたのは初めて。元気なフリをするも、仲間からも心配されるほどでした。

 
そんな時、新しく加わった仲間の「フォーキー」

彼はボニーが幼稚園のゴミ箱に入っていたフォークを使って作った「おもちゃ」。自分はゴミだ!と言い張るフォーキーは、ボニーの一番のお気に入りのおもちゃになります。

 
にも関わらず、フォーキーはおもちゃである事を否定します。

ウッディが目を離すと、すぐゴミ箱に入りたがります。おまけにボニー一家が旅行にでかけたときも、窓から勢いよく飛び出してしまいました。ウッディは一人追い、他のおもちゃと離れ離れになってしまいます。

ウッディとボーの再会

フォーキーを捕まえたウッディ。

すでにボニーやおもちゃ仲間がいる街へひたすら歩きます。その間もフォーキーは「自分はゴミ!」と言い張って、ウッディも呆れてしまいます。

 
ですが、アンディのことを話し始めると次第に仲が深まっていきます。

ウッディ自身まだアンディのことを引きずっていたし、フォーキーはボニーに愛されている自分が、いかに素晴らしい状況にいるのかも理解します。

「早くボニーのところに戻らなきゃ!」と言うくらいには。
 

そして街についた2人。

街のアンティークショップでウッディは、かつてアンディのもとで別れた「ボー・ピープ」を見つけます。正確には、彼女とセットであるランプと似たものを見つけました。

フォーキーを抱えアンティークショップに侵入するウッディ。そこで手押し車に乗ったお嬢様おもちゃの「ギャビー・ギャビー」と執事の「ベンソン」に出会います。

 
ギャビー・ギャビーはウッディと同じ50年台のアンティークおもちゃ。

さらにウッディと同じように、ヒモを引っ張れば喋る機能も備わっていました。もっとも、ギャビー・ギャビーはすでに故障していて、状態の良いウッディとは違いましたが。

 
「私に、それをちょうだい?」

 
執事のベンソンが急に4人に増え、ウッディとフォーキーは囲まれます。

ベンソンにフォーキーは捕らえられてしまいますが、ウッディはなんとか脱出。そして脱出した先で、かつてアンディのもとで別れた「ボー」と再会します。

迷子のおもちゃ

ボーは、持ち主のいないおもちゃになっていました。

ウッディがアンティークショップで見かけたランプは確かに彼女のもの。ボーはアンティークショップに3年ほど飾られていたものの、嫌気がさして脱出してきたのです。
 

そして、他のおもちゃとともに「迷子のおもちゃ」へ。

と言っても、移動遊園地にこっそり紛れ込んで子供に遊んでもらったり、服装も以前よりも軽装になっており、たくましく日々を生きているようです。

 
「頼む!フォーキーを助けるのに協力してくれ!」

最初は嫌がっていたボーですが、渋々了承してくれます。彼女がアンディの頃から一緒にいた羊のおもちゃと、彼女の友人の小さな保安官「ギグル」も一緒です。

 
・・・
 

その頃、ボニーが乗る車ではバズ達が待っていました。

窓から飛び出したバズは、ウッディとフォーキーが飛び出した道路に戻ろうとします。遊園地の高台から「無限の彼方へ、さぁ行くぞ!」と飛び立つものの無事墜落。

射的屋さんに拾われ、景品にされてしまいます。
 

そこでは、ダッキーバニーという古参のおもちゃに絡まれます。

彼らとともに逃げ出した(というより、バズのあとを着いてきた)ダッキーとバニーは、ちょうどアンティークショップの屋根の上でウッディ達と再会します。

フォーキー救出作戦

フォーキー救出にあたり、アンティークショップにいたおもちゃ「デューク・カブーン」に力を貸してもらいます。

バイクに乗り、発射台から勢いよく飛び出していくバイクマン…のはずだった彼ですが、CMと現実の非情な違いにより、まったく飛べませんでした。

 
ですが、そんなデュークを全力でボーが説得。

おだてまくった結果、フォーキー救出作戦に力を貸してくれることになり、無事ウッディたちはフォーキーがいるところまでたどり着くことができました。
 

そしてフォーキーを救出…と思いきや、現れるベンソンとギャビー。

結局、フォーキーを助けることができず、全員で逃げ出すのは精一杯でした。もう1度フォーキー救出に向かおうとするウッディですが、もう誰もついていこうとはしません。

相棒のバズでさえも。

 
そして、改めてアンティークショップに乗り込むウッディ。

そこで待ち構えていたギャビーとベンソンと対面するものの、意外にもギャビーは自分の過去を話しはじめます。その上で、自分の故障したパーツを治すのに協力してほしいと頼みます。
 

おもちゃとして、子供を支えるのってそんなにいいこと?
それなら、私にも1度だけでいいからチャンスをちょうだい?

 
生まれながらに声を出すパーツが故障していたギャビーは、誰にもおもちゃとして愛されなかった。けど、フォーキーからウッディがアンディのもとでどんな生活を送って来たのかを聞いた。

だからこそ、自分も1度でいいからそのチャンスが欲しい。そのためにはウッディの正常なパーツが欲しい。おもちゃとして1度でいいから愛されたいと、本心を告げます。
 

そして、ウッディの声のパーツをギャビーへ移植。

これでウッディはヒモを引っ張っても壊れた声しか出せなくなってしまいましたが、ギャビーはこれで子供に遊んでもらえるのではいかと心の底から喜びます。
 

ちょうど、アンティークショップを経営するおばあちゃんの孫が現れましたが、ギャビーは正常な声を手に入れた後も見向きもされませんでした。

それを見たウッディはギャビーに「ボニーのところへ行こう」と提案します。さらに、ウッディを心配して助けに来たボーが再び現れ、ギャビーは外に出ることを決意します。

ウッディとの別れ

ボニーたちがいる車へ向かうウッディたち。

そこで、ギャビーは迷子で泣いている女の子を見つけます。
 

ウッディたちはボニーのもとへ向かう作戦を変更し、ギャビーを迷子の女の子のもとへ送り届けます。「これがおもちゃのいちばん大事な仕事だ」と拒絶を怖がるギャビーを説得するウッディ。

あたしはギャビー・ギャビーお友達になりましょう?

迷子の女の子は人形を見つけて泣き止み、そして勇気を出して警備員に相談します。両親も見つかり、ギャビーは女の子に大事に抱きかかえながら去っていきました。

初めて彼女は、おもちゃとしての幸せを手に入れたのです。
 

あとは、ウッディもボニーのもとへ戻るだけ。

持ち主のいないおもちゃとして生きるボーともお別れです。
 

ボニーが待つ車へ戻り、バズや仲間達との再会を喜びます。仲間たちに手厚く迎えられたウッディでしたが、ボニーとともにいくことを決意します。

自身の誇りである保安官バッジを、カウガールのジェシーに託し。相棒のバズと抱き合い、ウッディは「持ち主のいないおもちゃ」として去っていきました。

 
その側にいるのはボー。

さらに、デュークやダッキーやバニーといった仲間とともに、「持ち主のいないおもちゃ」を、一人でも多く子供のもとへ送る手伝いをして生きていくのです。

 

トイ・ストーリーの感想

普通に面白い。

トイ・ストーリー3でキレイに終わったこともあり、トイ・ストーリー4はどう頑張っても蛇足にしかならないだろう…と正直あんまり期待はしてませんでした。
 

ただ、ウッディとの別れに繋がるストーリーはかなり斬新だったと思います。

ネタバレでも書いた通り、アンディからボニーに託されたウッディですが、ウッディはあまりボニーに遊んでもらえませんでした。「お気に入り」になれなかったのです。
 

なのでトイ・ストーリー4のウッディは、卑屈さや必死さがあります。

今までのウッディはバズへの嫉妬などで問題を起こした事がありましたが、しっかりと自信を持っていたし、常に他のおもちゃのまとめ役でした。

 
でも、今のウッディは遊んでもらえない。

彼も半ばそれを受け入れ、フォーキーの存在が決定打となり、「いかに他のおもちゃのために尽くすか?」を常に自分に問いかけるようになっています。

だからこそ、自身をゴミと言い張るフォーキーを必死に助け、そしてギャビーに自分の声を出すためのパーツも渡してしまいました。
 

そして、最後にはボニーのもとへ帰らずボーとともに生きていく…

自由な旅に出た、と言えば聞こえは良いですが、ウッディは身を削って他のおもちゃを助け続けていると言えます。他のおもちゃの役に立つことが、自分の存在意義だと言わんばかりに。

ボーとの愛に生きた(広い世界を見たい、といったセリフも含め、より人間らしい生き方になった)とも言える一方で、自身はおもちゃとしての幸せを手放してしまったとも言えるわけです。

 
だから、トイ・ストーリー4は蛇足という側面も確かにあります。

感動的なラストで終わったトイ・ストーリー3から、ウッディがハブられている姿を見たいと思っていた人はいないでしょうからね。
 

それでも、トイ・ストーリー4は充分面白いと思います。

傑作…と言うほどではないかもしれませんが、新キャラも軒並みキャラが濃いし、作品自体はコミカルなので重苦しい雰囲気というわけでもないですからね。

(特に、デューク・カブーンがいいキャラしてます。CMとの違いに子供が失望するくだりは、コロコロの漫画と実際のビーダマンの違いを感じた子供時代を思い出しました 笑)

 

続編「トイ・ストーリー5」の可能性

トイ・ストーリー5、公開される可能性は充分にあると思います。

今までのトイストーリーはあくまで「アンディの」「ボニーの」おもちゃである事が前提であって、彼らが成長すれば物語は終わりになってしまいます。

(何より、どうしても展開がワンパターンになりがちです)
 

でも、今回ウッディがボーと旅立ったことでその縛りがなくなった。

世界中のどんな場所でもウッディが出現できるようになったことで、今までよりもストーリーを作りやすくなったとすら言えると思います。

今後、物語の中心はバズライトイヤーやジェシーたちになるかもしれないけど、そのピンチにウッディが現れて危機を救う…なんて展開は充分にありそうですね。
 

あとは、単純に興行収入の問題。

トイ・ストーリー3の興行収入は1000億円以上。おまけに、トイ・ストーリー4も決して悪い完成度でない事を考えれば、今回も興行収入は相当な金額に上るはずです。

それなら、制作会社もトイ・ストーリー5をやりたいに決まっています。人気もある、売上もあるシリーズをわざわざ終わらせてしまう必要がありません。
 

実際、ストーリーの完成度を最優先するなら、トイ・ストーリー4は蛇足だったとも言えます。

充分に面白いストーリーになっているけど、アンディとの別れを描いた後に別の持ち主との日常を、それも存在感の薄くなっているウッディの姿はあまり見たいものではありません。

ストーリーはこの上なくキレイに完結していたけど、それでもトイ・ストーリー4が公開された時点で、売上が落ちない限りトイ・ストーリーの続編は出ると思いますよ。

もちろん、すぐにという話ではないですけどね。
 

トイ・ストーリー4の物販やグッズ

トイ・ストーリー4の入場特典

トイ・ストーリー4では入場時に特典がもらえます。

「フォーキーを作ろう!」

という、正直子供のいない若者がもらうと困るようなシロモノですが、作ってみると意外に楽しかったです(笑)

おそらく公開中ずっと特典がつくわけではなく、なくなり次第終了的な感じだと思いますので、ぜひ特典が欲しい場合は早めに劇場に足を運んでみてください。

トイ・ストーリー4のグッズ

グッズもさっそく映画館で売ってました。

ちなみに限定ドリンクが4種類ありますが、エイリアンだけほぼ出番なしです(笑)

 

トイ・ストーリー4のネタバレや感想まとめ

トイ・ストーリー4、面白かったです!

あくまで個人的な最高傑作はトイ・ストーリー3だと思っていますが、今回のトイ・ストーリー4も蛇足だとは感じませんでした。ウッディとの別れや恋愛要素強めの本作のほうが好きという人も多いかもしれません。

 
あと、マジでデューク・カブーンは良いキャラです(笑)

ちなみに、トイストーリー4だからと言って、今までのシリーズ見てなきゃ楽しめないこともないです。今作が初めてでも充分楽しめるので、お子さんと一緒に見に行ったり、デートに見る映画にオススメですよ!

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